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中国・アジアウォッチ シリーズ企画「欧州、クリプト経済の実像」 (第2回)

スイスに「クリプトバレー」出現

小都市ツーク中心に約750社が集結

真鍋 和也 (研究生)
   
監修:上原 正詩
  アジア予測室長兼主任研究員

2019/03/28

【図表: クリプトバレーの全体】【写真: クリプトバレーの中心、ツーク市街】

【第2回のポイント】

  1. 分散型台帳技術(DLT、ブロックチェーン)で最先端を走るのがスイスだ。750社以上のスタートアップが集まり「クリプトバレー」を形成する。その中核は東部の小都市ツークで約390社が集結。隣接する商業都市チューリッヒと共にスイスDLT産業のハブとなっている。
  2. ツークに企業が集積する磁力となっているのが、同地域に本拠地を置くイーサリアム財団。DLTの基本プログラムを解放し、他社の応用開発を促している。ツーク市当局もDLTの利用に積極的だ。
  3. チューリッヒでは2018年に共同オフィス「トラストスクエア」がオープンし、約40社が入居する。中国などアジア企業も拠点として活用している。