一覧へ戻る
経済百葉箱 第134号

設備投資の勢いに陰りが生じた背景

―米中摩擦など不確実性の払拭が今後の課題―

岩橋淳樹、<監修>短期経済予測主査:西岡慎一、総括:宮﨑孝史
   

2019/03/28

▼ポイント▼

        • 今年に入って設備投資の勢いが急速に落ちている。資本財出荷や機械受注は大きく減少しており、1-3月期の設備投資は前期比マイナスに転じる可能性も浮上している。もともと、資本ストック循環の面で、今後の設備投資は減速局面に入ることが見込まれていた。これに加えて、18年後半に強まった世界的なハイテク部門の調整圧力が、日本の設備投資を下押ししている。
        • 今後の設備投資が元の巡航速度を取り戻すかどうかを見極める上で、①米中摩擦などを巡る不確実性が払拭され、延期された設備投資が再開されるかどうか、②人手不足などに対応した省力化・効率化投資が景気変動とは独立に盛り上がり、全体を下支えできるかどうかといった点が重要となる。

バックナンバー

2021/10/11

雇用対策にも資するワクチンパスポートの利活用

田中大貴 <監修>短期経済予測主査:稲葉圭一郎、総括:松尾朋紀

2021/07/12

経済百葉箱 番外編<2021年度>―コロナ禍の課題、「解決策」を探る―

2021/05/27

コロナ禍の新興国への証券投資、流出は景気下押しに

藤原和也、丸山大介 <監修>短期経済予測主査:稲葉圭一郎

2021/03/29

良好な企業財務、21年度設備投資は反発へ

小野公嗣、杉本直隆、原澤大地 <監修>短期経済予測主査:稲葉圭一郎 総括:松尾朋紀

2021/03/26

休業増と労働時間減で守られた雇用

山本大輔、伊禮琢人、末永弘樹、丸山大介 <監修>短期経済予測主査:稲葉圭一郎 総括:松尾朋紀