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中国・アジアウォッチ シリーズ : 中国ビジネス そこが知りたい (第1回)

「2019年の中国経済は反転するか」

――AIS CAPITAL代表パートナー 肖敏捷氏に聞く

(聞き手):湯浅 健司
  首席研究員兼中国研究室長

2019/04/22

 中国において、日本企業はどのような点に注意し、ビジネスを展開していくべきか。激しく変動するマクロ経済の動向や相次ぐ法律・規制の変更、さらには複雑化する国際情勢などによって、ますます、その答えは難しくなっている。日本経済研究センターでは、各方面の専門家にインタビューし、中国ビジネスにまつわる最新の問題やトピックスを分かりやすく解説していく。第1回は、AIS CAPITAL代表パートナーの肖敏捷氏に「2019年の中国経済は反転するか」というテーマで、マクロ経済の動向や日本企業のビジネス上の留意点などを聞いた。

中国ビジネスの着眼点

【第1回のポイント】

  1. 中国の景気停滞が続いた原因の1つは、かつての巨大な投資のツケとしての過剰生産能力の問題がある。共産党や政府は構造改革を避けて通れないが、一方で景気刺激に取り組んでおり、その効果は夏までに表れてくるはずだ。
  2. 中長期的なチャイナリスクは依然として残るが、予測不能というものはない。むしろ、リスクの中にこそ、ビジネスチャンスがある。債務問題は深刻だろうが、政府部門の債務比率はまだ低水準にあり、それが救いだ。
  3. 米中摩擦は長期化しない。中国は米国の強大な力を理解しており、必ずどこかの時点で譲歩する。米国からの圧力は中国にとって、構造改革を進め、政治リスクを軽減させる効果もあったと見ている。

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座長:宮本 雄二・宮本アジア研究所所長 幹事:伊集院 敦