日本経済研究センターでは、次代を担う経営幹部候補の養成を目的とした研修事業の一環として2010年度にビジネス研究コースを開設し、事業課題や社会的な問題解決をテーマに、激変する事業環境や企業・団体を含む様々な社会的組織・制度の分析に当たっています。
近年は、創設当初の個別企業の戦略研究から、各種事業を取り巻く産業横断的な構造変化を分析対象とする方向にあることから、報告書の公開が一定の社会的意義を有すると考え、本年度(2018年度分)より所蔵論文を掲載することに致しました。
「ビジネス研究コースと本成果報告書:解題」では、本コースの趣旨、方法論、成果の概要を紹介しています。また、研究の性質上、文責は受講生並びに指導者にありますが、委託研修事業の趣旨に照らし、派遣元企業の了解が得られたもののみ掲載しています。
2018年度「ビジネス研究コース」成果報告書 目次
- ビジネス研究コースと本成果報告書:解題 ビジネス研究コース主査 水上慎士
- 第1章 地域観光振興策の盲点と戦略的代替アプローチ
―静態的な利害調整から動態的な利害解消へ
石田雄飛 - 第2章 体験価値の重要性と創出に向けた経営指針
―個人の内的反応に作用する戦略への移行 高木英和 - 第3章 移動サービスの統合と関連事業の再編過程
―プラットフォームを通じた業概念の解体 山田祐太郎 - 第4章 自動車の構造と機能、製造プロセスの関係性の変化
―変革期における自動車部品メーカーの戦略 五十嵐涼 - 2023/06/30
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「日本が世界とASEANの架け橋に」
- 2019/09/27
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実質実効レートに基づく対ドル均衡値の推計
- 2019/04/08
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「価値の選択と関係性のデザイン」
- 2019/02/21
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ファーウェイ排除 世界経済への震度
- 2019/01/31
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貿易戦争のCGEモデル分析
研究員報告の旧サイト掲載分(~2018年3月)はこちらをご覧ください。