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朝鮮半島リポート (第5回)

北朝鮮の18年の貿易額、前年比で半減

国連制裁が影響、中国依存度は最高に

朝鮮半島経済研究会
   

2019/07/22

 3回目の米朝首脳会談など北朝鮮と国際社会との非核化をめぐる駆け引きが続く中、北朝鮮の経済動向に関心が集まっている。韓国の大韓貿易振興公社(KOTRA)が7月19日に発表した「2018年北朝鮮の対外貿易動向」報告書の内容を紹介しながら、北朝鮮の貿易をめぐる動向を分析する。

【第5回のポイント】

① KOTRAの調査結果によると、2018年の北朝鮮の対外貿易規模は前年比48.8%減の28.4億ドルとなり、30億ドルを下回る結果となった。 輸出は2.4億ドル(前年比86.3%減)、輸入は26億ドル(同31.2%減)で、貿易赤字は23.6億ドル(同17.5%増)に膨らんだ。

② 国連安保理の制裁が北朝鮮の輸出入に大きな影響を与えたのが主な原因である。石炭などの鉱物性燃料や水産物、衣類の輸出減と、産業用機械類や電気機器などの輸入減の影響が大きい。

③ 北朝鮮最大の貿易相手国は中国だ。対中貿易規模は27.2億ドル(輸出2億ドル、輸入25.2億ドル)と前年比48.2%減少したものの、北朝鮮の貿易総額に占める割合は95.8%と過去最高を記録した。

④ 北朝鮮の貿易の将来は朝鮮半島の非核化をめぐる米朝交渉などで、国連制裁の緩和を実現できるかどうかにかかっている。

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