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中国・アジアウォッチ シリーズ企画「コロナ後のイノベーション動向」 (6)

教育系、米中印でオンライン教育成長

―中印は初中等教育、米国は社会人教育に注力

上原 正詩
  アジア予測室長兼主任研究員

2020/06/15

 「教育」分野は12産業分野の中で比較的少数勢力で、評価額合計で米国と中国が拮抗し、インドが背後に迫るという構図になっている。いずれもオンライン教育のスタートアップが主役で、中印は若年層人口を背景に、大学に入る前の初等・中等教育を提供する企業に多額の資金が流入している。米国はコーディング教育など社会人教育、就業支援教育をするスタートアップが高い評価を得ている。国情の違いが反映されているようだ。

【ポイント】

  1. 教育系は米国と中国が評価額合計で拮抗し、インドが迫るという構図になっている。いずれもオンライン教育を手掛けるスタートアップが成長している。
  2. 中国とインドは大学進学前の初等・中等教育をオンラインで提供するスタートアップに資金が流入している。中国・猿輔導(ユアンフータオ)、インドのバイジューズなどだ。
  3. 米国はプログラミングなどが学べる社会人教育、就業支援教育の会社が多い。米ユーデミーや米アンデラなどで、米ラーン・キャピタルなど教育特化型VCが投資している。