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朝鮮半島リポート 【朝鮮半島リポート】 (第29回)

北朝鮮のIT産業の現況(上)

「北朝鮮の産業2020」から

朝鮮半島経済研究会
   

2021/12/06

 北朝鮮は12月下旬に朝鮮労働党の重要会議である中央委員会総会を開き、今年の国家政策の執行状況を総括するとともに、新年度の事業計画を討議すると発表した。経済制裁、新型コロナウイルス、自然災害の「三重苦」が指摘される中、北朝鮮経済の主要産業の実態はどうなっているのか。韓国の政府系金融機関である韓国産業銀行がまとめた『北韓(北朝鮮)の産業2020』から、北朝鮮が発展に力を入れる情報技術(IT)産業の現況を抜粋・要約して紹介する。

【第29回のポイント】

① 北朝鮮ではIT産業を情報技術と関連する製品、すなわち情報技術設備を生産し、情報の収集、処理、サービスを提供する業種だと定義している。

② 北朝鮮におけるIT政策の転換点は1998年だった。行政機関の整備や人材育成のための教育機関の新設、光ファイバーケーブル網の構築など現在のIT産業を支える基礎が築かれていった。

③ IT産業を管理する国家機関としては、通信部門を管理する逓信省とコンピューター関連部門を管理する電子工業省があり、そのほか、国家科学院などにはIT関連の技術開発を管理する機関などがある。

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