【概要】
日本銀行が昨年暮れに「事実上の利上げ」に踏み切って以来、預金金利や貸出金利が上がっています。イールドカーブ・コントロール(YCC)を解除すると何が起きるのでしょうか。
2022年度の金融研究班では、長期金利が上昇した場合の企業、家計、金融機関への影響を多面的にとらえ、財政の維持可能性についても検証しました。金融システムの安定を目指すプルーデンス政策や国債管理政策との関係についても論点を整理します。
金融研究の公表スケジュールは下記の通りです。
3月下旬 金融研究班報告③(リポート)、報告書全文公表
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植田新日銀の課題――政策金利を2%に引き上げると日銀に損失も
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YCC の見直し急務だが、家計や銀行への負荷高める側面
住宅ローン変動金利1%上昇は繰り上げ返済確率を25%高める - 2023/03/10
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【説明会資料・動画】異次元緩和からの脱却
ー長期金利の上昇にどう備えるかー