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月次GDP

月次GDPは、政府が四半期ごとに発表しているGDP(国内総生産)について、各需要項目推計の際に基礎となる月次統計を利用して当センターが独自に推計、公表している、月ごとの日本経済全体の動きを把握する指標です。 毎月更新。

6月のGDP、前月比1.0%増加
―輸入減がプラス寄与、民需は振るわず―

日本経済研究センターがまとめた2018年6月の実質国内総生産(GDP)=月次GDP は、前月比+1.0%となった。
支出項目の主な内訳は以下の通り。

【外需】
・輸出と輸入が同▲0.6%、同▲6.1%と、ともに減少したが、輸入の減り方が大きく、外需の実質GDP成長率への寄与度は+1.0%ポイントとプラスだった。

【公需】
・公的固定資本形成は前月比+0.6%、政府最終消費支出も同+0.0%となったことから、公需の成長率に対する寄与度は+0.0%ポイントとなった。

【内需】
・国内民需の主な内訳を見ると、民間企業設備投資は前月比+0.8%と増加したが、民間住宅投資は同▲1.6%、民間最終消費支出は同▲0.2%と振るわなかった。この結果、民間在庫変動と合わせた国内民需の成長率への寄与度は▲0.1%ポイントとなった。
・国内民需と公需を合わせた内需の成長率への寄与度は▲0.0%ポイントだった。

総括表(実質・名目GDPのみ)総括表(実質・名目GDPのみ)

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