トップ » 経済予測 » 短期経済予測 » 第149回<速報>

第149回<速報>短期経済予測(2012年1-3月期〜2014年1-3月期)

足踏みから再び回復軌道へ、復興需要が下支え
―12年度後半に向けて外需回復のシナリオ変わらず―

日本経済研究センターでは、最近の金融経済情勢および2月13日に内閣府が公表した2011年10-12月期のGDP速報(1次速報値)を踏まえ、従来の予測を改訂し、「第149回四半期経済予測」(以下、SA149)を取りまとめた。本稿では、その概要を紹介する。

震災による落ち込みから回復した日本経済は、海外景気の減速や円高、タイの大洪水などの影響から足踏み。10-12月期の実質GDPは、外需が想定以上に下振れたため、もともと慎重に見ていた当センターの前回見通し(SA148R、12月13日)と比べても、弱い結果となった。これを受けて、SA149では、外需をやや下方修正したほか、国家公務員給与の引き下げや消費税率引き上げに伴う駆け込み需要も織り込み、予測を修正した。その結果、12年度は2.1%から1.5%へ、13年度は1.0%から1.5%へ、それぞれ修正した。

シナリオは次の通り。12年入り後、第3次補正予算の執行が本格化するにつれて復興需要も顕在化し、再び回復軌道に復する。12年度後半にかけて、第3次補正予算の反動が出てくると予想されるが、欧州債務問題の落ち着きとともに外需が徐々に持ち直し、それをカバーする。13年度は、後半にかけて消費税率引き上げ前の駆け込み需要が一時的に成長を押し上げるため、公需の反動減をカバーして実質GDP成長率は前年並みとなる見通し。

△このページのトップへ

計数表(実質GDPと名目GDP)計数表(実質GDPと名目GDP)

全文全文JCER NET メンバー限定

バックナンバーはこちら

△このページのトップへ