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第150回短期経済予測(2012年4-6月期〜2014年1-3月期)

足元景気、3次補正とエコカー補助で急回復
―年度後半に反動減、外需が景気を下支え―

日本経済研究センターでは、最近の金融経済情勢および5月17日に内閣府が公表した2012年1-3月期のGDP速報(1次速報値)を踏まえ、従来の予測を改訂し、「第150回四半期経済予測」(以下、SA150)を取りまとめた。本稿では、その概要を紹介する。

昨年末にかけて、海外景気の減速、円高、タイの大洪水の影響から足踏み状態となった日本経済は、年明け後、第3次補正予算の執行本格化やエコカー補助金などに支えられ、再び回復。12年1-3月期の実質GDPは前期比1.0%(年率4.1%)と、当センターの見通し(以下SA149R)を上回る高い伸びとなった。これを受けて見通しを改訂した結果、12年度は1.7%から1.9%に上振れ、13年度は1.5%から1.2%に下振れた。

すなわち、足元の指標動向を踏まえ、政策効果の出方が想定よりやや早めかつ大きいと判断し、12年度実質成長率を、年度前半を中心に上方修正した。しかし、その政策効果の反動が年度後半にかけてやや強めに出ることが想定される。欧州債務問題への欧州当局の対応が着実に進むという想定のもと、外需が徐々に回復して行くほか、13年度後半には、翌年度初に想定される消費税率引き上げ前の駆け込みが発生するが、13年度実質成長率は、年度前半の政策効果の反動が響き、1%台前半にとどまる見通し。

※説明会資料P.18図表25およびP.23図表36の文字化け箇所を訂正しました(5/25)。

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