2019.11.05|デジタル通貨, フィンテック, イノベーション
ハッシュハブ共同創業者兼CEO、平野淳也氏 シリーズ企画「『ウェブ3.0』が拓く世界」の第3回は、日本のブロックチェーン関連企業ハッシュハブ(東京・文京)の平野淳也共同創業者兼最高経営責任者(CEO)。
東京大学本郷キャンパス近くでブロックチェーン技術(分散型台帳技術=DLT)に特化したコワーキングスペースの運営と開発・コンサルティングを手掛けており、このほど企業向けにDLTシステム構築支援サ...
2019.11.01|インド, イノベーション, フィンテック
不良債権処理の遅れや長年にわたる農業セクターの疲弊、個人消費の冷え込みなどを背景にインド経済が伸び悩む中、依然活発なスマートフォンの出荷を背景にインド経済のデジタル化が急速に進展している。高額紙幣廃止後にわかに進んだキャッシュレス化の反動で一時現金決済への回帰も見られたが、今や都市部ではモバイル決済が浸透。超高速でのデータのやり取りが可能になる第4世代(4G)移動通信システムの普及で最新のアプリ...
2019.10.31|デジタル通貨, フィンテック, イノベーション
コンセンシスの創業者ジョセフ・ルービン氏 シリーズ企画「『ウェブ3.0』が拓く世界」の第2回は米コンセンシス(ConsenSys)の創業者ジョセフ・ルービン氏。ルービン氏はヴィタリック・ブテリン氏らとともにイーサリアム・プロジェクトを始めた創設メンバーの一人。イーサリアムの発行で莫大な富を築いた。私財を投じてコンセンシスを立ち上げ、イーサリアムで動く様々なアプリケーションソフトウェア「ダップス(D...
2019.10.29|フィンテック, イノベーション, デジタル通貨
イーサリアムを考案したヴィタリック・ブテリン氏 ブロックチェーン技術(分散型台帳技術=DLT、Distributed Ledger Technology)への関心がアジアを含めた世界中で高まっている。暗号通貨取引所からの巨額流出事件などで日本では批判的な見方も多いが、「インターネット以来の発明」などとも言われる。米フェイスブックがDLTなどを使ったデジタル通貨「リブラ」の発行を主導する一方、カンボ...
2019.08.16|U. S., AI, 中国, IoT, フィンテック, スタートアップ, 香港, イノベーション
香港のテックイベント「ライズ」では昨年から、ベンチャーキャピタリストの楊佩珊(イーディス・ヤン)氏と香港英字紙「サウス・チャイナモーニング・ポスト」及びその中国テック報道部門「アバカス」が共同作成した「中国インターネットレポート」を公表している 。楊氏は米500スタートアップスのパートナーで、ブロックチェーン投資専門のプルーフ・オブ・キャピタルのマネージング・パートナーも兼務し、投資家の視点から...
2019.03.29|デジタル通貨, ブロックチェーン, フィンテック
【第4回のポイント】
「クリプトバレー」の一角、リヒテンシュタインがスイスへの対抗軸を打ち出している。共同オフィスが2018年にできたほか、世界初の「ブロックチェーン法」が19年に制定予定で、政府も企業誘致に熱心だ。
ほかの欧州の小国も分散型台帳技術(DLT、ブロックチェーン)への取り組みに前向きだ。エストニアは行政データの管理全般にDLTを使う。
リベルランド(国連未加盟)は...
2019.03.29|デジタル通貨, ブロックチェーン, フィンテック
【第3回のポイント】
英国は分散型台帳技術(DLT、ブロックチェーン)を基盤とした暗号通貨で、世界の金融センターともいえる存在となっている。暗号通貨による資金調達(イニシャル・コイン・オファリング、ICO)の累計件数や調達額、さらに暗号通貨の取引所数で世界一を誇っている。
英中部のハル市は世界初の地域暗号通貨を導入し、地域経済の活性化につなげている。リバプール市では間もなく二酸化炭...
2019.03.28|デジタル通貨, ブロックチェーン, フィンテック
【第2回のポイント】
分散型台帳技術(DLT、ブロックチェーン)で最先端を走るのがスイスだ。750社以上のスタートアップが集まり「クリプトバレー」を形成する。その中核は東部の小都市ツークで約390社が集結。隣接する商業都市チューリッヒと共にスイスDLT産業のハブとなっている。
ツークに企業が集積する磁力となっているのが、同地域に本拠地を置くイーサリアム財団。DLTの基本プログラムを...
2019.03.28|デジタル通貨, ブロックチェーン, フィンテック
ブロックチェーン技術が注目されている。「分散型台帳技術(DLT、Distributed Ledger Technology)」とも呼ばれ、売買記録などのデータを一元的に集中管理するのではなく、暗号化してネットワーク上に分散して共有・保存する。データの改ざんが難しく安全で、かつ低価格でシステムの構築ができると期待されている。DLTはデジタル空間における送金や決済など資金のやり取りの記録する技術とし...
2018.10.24|AI, フィンテック, スタートアップ
フィンテック産業のなかで、最先端技術である人工知能(AI)の使用が活発になっているのが資産運用分野だ。めまぐるしく変わる相場環境に柔軟に対応できる投資アドバイザーや運用マネージャーを低コストのAIで再現し、これまで富裕層が中心だったサービス提供の裾野を、小口投資家にまで拡大しようとしている。
AIの分析対象も広がりつつある。株式や債券といった値動きなどのデータが豊富な「市場商品」に加え、不動...