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第39回(中間報告)<速報>中期経済予測(2012−25年度)

産業地図の変容と日本の成長力
−忍び寄る「双子の赤字」

日本経済研究センターは、2025年度までの第39回中期経済予測をまとめた。従来に比べ5年先の2025年までを展望した本予測によれば、日本経済は20年代に向け成長率が一段と低下し、日本経済は20年代初めに財政と国際(経常)収支の赤字が共存する“双子の赤字”に直面する。25年度の基礎的財政赤字がGDP比5.5%、経常赤字は同3.4%と、80年代米国の最悪期と並ぶかそれを上回る水準に達する。これまで家計の豊富な金融資産が、金融機関を通じて国債の消化を下支えしてきたが、政府債務が膨らみ続けると国内消化にも限界が訪れる。これは海外から借り入れをしなければならなくなることを意味しており、海外投資家が政府債務の規模に応じた高い財政リスクプレミアムを要求すれば、金利が急騰し、日本が財政危機に陥る危険性がある。開国など抜本的な成長力向上策や税・社会保障制度の一体改革が、焦眉の急である。

<ポイント>

@ 2020年代に0%台前半まで経済成長率は低下。
A 化石燃料価格の上昇、火力代替などにより経常収支が赤字へ。
B 2020年代初めに“双子の赤字”により金利上昇、財政危機のリスク。
C 中国の成長率、2020年代に5〜6%に低下。

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