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景気後退確率

11月の景気後退確率は68.6%

―在庫率や中小企業の売上見通し悪化で警戒水準超え

島村 勇太朗
  研究員

2025/01/14

 日本経済研究センターがまとめた2024年11月の景気後退確率は68.6%(図1)で、警戒水準(67%)を上回った。同確率は、景気動向指数の先行指数(以下、先行CI)を基に算出され、数ヵ月先の景気後退入りの可能性度合いを示す。11月の先行CIは前月差-2.1ptsと大幅に低下した(表2)。各種在庫率や中小企業の売上見通しの悪化が主な要因であった。在庫率指数について業種別に見ると、11月は生産用機械工業の半導体製造装置などが特に悪化していた。一方、中小企業の売上見通しについて、10月から大きく悪化した分野は設備投資関連や電機・電子関連であった。このところ、特にAI向けでない半導体需要に一服感が見られている。先行きも回復感に欠けるとされ、動向を注視する必要があるだろう。

【図1 景気後退確率(2024年11月)】

【表1 景気後退確率と先行CIの推移(過去1年間)】

  * 2020年7月分公表時より、景気後退確率の推定方法を見直しました。詳しくは、こちらをご覧ください

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