3,080円(税込)
344ページ
出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部
ISBNコード:978-4-532-35892-1
米中の分断はどの分野で進み、どの領域では進まないのか。デカップリングが予想される分野は実際にはどんな形で、どの程度、分断が進むのか。第1級の研究者が、米中分断の実像と背景、今後の展望を分析しました。
序 章 米中デカップリング論への視点
第1章 米中技術覇権競争と日本の経済安全保障
第2章 米中ネットワーク競争と海底ケーブル
第3章 コロナ禍とグローバル保健ガバナンス
第4章 米中気候協力の行方
第5章 米国の中国脅威論と人的・文化的分断
第6章 米中分断下での日本のバリューチェーン
第7章 サプライチェーンの見直しと中国の新構想
第8章 台湾にみる米中ハイテク分断の最前線
第9章 貿易摩擦下の米中金融交渉
第10章 米中デカップリングとスタートアップ投資
終 章 日本に求められる重層的アプローチ
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※関連の研究報告 2020年度アジア研究報告書「米中デカップリングとサプライチェーン」