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デジタル社会研究 議事要旨 (第29 回)

製造業のデジタルツイン、コスト7分の1で実現

グーグルマップ並みの操作性
設備管理データの共有が普及のカギに

 

2022/09/13

 日本経済研究センターは9月6日(火)に第29回会合を開き、DX(デジタルトランスフォーメーション)を製造現場に導入し、生産性向上を実現する方策についてプラントエンジニアリングの専門家を招き、議論した。工場を仮想空間で再現する技術「デジタルツイン」を簡易に作成することで設備管理が効率化できる。簡易なデジタルツインの構築コストは、従来に比べ7分の1程度になる。グーグルマップ並みの操作性で利用可能になっている。ただ製造業でデジタルツインが普及するのは設備管理のデータを各企業の縦割り組織を超え、業界横断的にどこまで共有できるかにかかっている。

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