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デジタル社会研究 議事要旨 (第35 回)

次世代情報通信基盤「IOWN」、2023年春に一部実用化

遅延“200分の1”をまず目玉に
大阪万博で本格的な「お披露目」目指す

 

2023/03/06

 日本経済研究センターは2月24日(金)に第35回会合を開き、超高速・省エネの情報通信基盤として期待されるNTT「IOWN」について専門家を招き、現状と将来の可能性に関して議論した。IOWNは光信号を電気信号に変えることなく伝送するだけでなく、メモリ(記憶)や演算も光で実施することを最終目標にしている。省電力、超高速、低遅延の情報通信を実現することを目標にしており、NTTは23年春に従来比200分の1の超遅延を可能とする技術を第一弾として実用化、サービス提供を始める。2025年の大阪万博で本格的な次世代情報通信基盤を「お披露目」することを目指す。

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