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アジア・コンセンサス調査 (第26回 / 2022年~2024年)

米利上げ、アジア経済に衝撃 年後半の減速懸念

――インフレ、通貨安の悪化予想強まる

主査:上原 正詩
  主任研究員
主査:湯浅 健司
  首席研究員兼中国研究室長
日下 淳
  ジャーナリスト(外部委託) 
山田 剛
  主任研究員
富山 篤
  アジア予測室長兼主任研究員
髙橋 えり子
  ESP事業室長兼副主任研究員
高野 哲彰
  副主任研究員
奥津 茜 研究生
   
笠置 正民 特別協力・東南アジア問題研究家
   

2022/07/04

 日本経済研究センターはアジアのエコノミストを対象に各国の経済成長や物価、為替動向などの見通しを聞いたアンケート「JCER/日経 アジア・コンセンサス」の第26回調査結果をまとめた。東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国の2022年の平均成長率は、3月に実施した前回調査の予想が0.1ポイント上方修正され5.0%となった。ただ、インドを含めた回答者の多くは7月以降、経済成長が急激に減速するとみている。今年前半は新型コロナウイルス禍から立ち直りつつあったアジア経済だが、ウクライナ侵攻の長期化に伴う資源高とインフレの加速、さらに6月の米国による追加利上げが衝撃となり、各国では年後半には景気の回復基調が腰折れとなるとの懸念が強まっている。

 

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主査:上原 正詩/ 主査:湯浅 健司日下 淳山田 剛富山 篤髙橋 えり子高野 哲彰/ 奥津 茜 研究生/ 笠置 正民 特別協力・東南アジア問題研究家

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主査:上原 正詩/ 主査:湯浅 健司日下 淳山田 剛富山 篤髙橋 えり子高野 哲彰/ 丸山 大介 研究生/ 笠置 正民 特別協力・東南アジア問題研究家