日本経済研究センター経済予測班では、経済予測・分析の中で見えたトピックスに焦点を絞ったリポート、「経済百葉箱」を創刊します。経済はしばしば気象にたとえられますが、「百葉箱」はご存知のように、気温や湿度を正確に測定するための箱であり、「観測」の原点となる存在です。本リポートは随時掲載します。
▼ポイント▼・IT部門は他業種に比べ逸早く持ち直してきたが、韓国企業には大きく見劣り・生産の回復はあっても、過剰設備の下、能力増強投資への動きは鈍い・1-3月期のIT部門の生産はやや慎重、マクロ経済の踊り場入りを暗示している可能性.