日本経済研究センター経済予測班では、経済予測・分析の中で見えたトピックスに焦点を絞ったリポート、「経済百葉箱」を創刊します。経済はしばしば気象にたとえられますが、「百葉箱」はご存知のように、気温や湿度を正確に測定するための箱であり、「観測」の原点となる存在です。本リポートは随時掲載します。
▼ ポイント ▼●完全失業率は、マクロ(全職業計)で需要不足失業はほぼ解消、現在の3%台半ばから、さらに改善するにはミスマッチ等の構造的失業率(均衡失業率)が低下する必要がある。●職業別の失業率を見ると「事務」の需要不足による失業率が他の職業に比して高水準であり、ミスマッチも顕著である。●「事務」のミスマッチは、IT化による業務効率化と働き手の集中が要因。