日本経済研究センター経済予測班では、経済予測・分析の中で見えたトピックスに焦点を絞ったリポート、「経済百葉箱」を創刊します。経済はしばしば気象にたとえられますが、「百葉箱」はご存知のように、気温や湿度を正確に測定するための箱であり、「観測」の原点となる存在です。本リポートは随時掲載します。
▼ポイント▼・企業の雇用過剰感が順調に和らぐ一方、有効求人倍率の持ち直しテンポは緩慢・中でも製造業の求人意欲が伸び悩み。生産拠点の海外移転、派遣規制強化が影響・成長戦略と同時に、雇用のミスマッチ解消やワークシェアリングなど総力戦で雇用創出を.