日本経済研究センター経済予測班では、経済予測・分析の中で見えたトピックスに焦点を絞ったリポート、「経済百葉箱」を創刊します。経済はしばしば気象にたとえられますが、「百葉箱」はご存知のように、気温や湿度を正確に測定するための箱であり、「観測」の原点となる存在です。本リポートは随時掲載します。
▼ポイント▼・雇用改善は極めて緩慢で家計の期待所得は低下。デフレ懸念は払拭できず・輸出・大企業中心の回復で中小企業・家計は出遅れ。米国版「出島景気」の様相・ドル安など非「日本化」の側面もあるが、内需は低成長で外需頼みの成長が続く.